大会ってなに?

この所、仕事が忙しくて(忙しいのではなく段取りが悪いともいうが)更新が遅れがちになってしまった。

今週の初めである、ココパパから一通のメールが届く「2月20日シーバス大会が有るけど深川の船エントリーしない?」の内容だった、元来「大会」とか「レース」「コンペ」という言葉に弱い私は間髪入れずにリアクションバイトで「行く!」と返信。

ほどなくココパパから「深川は今回出ないので川崎の船宿でエントリーしておいた」と返って来た、

「ありがとう」

そして数日が経ちふと気付いた

「シーバス大会ってなに?」

もともとボートシーバスは時々ココパパに誘われて行くぐらいなのでシーバス業界の事はあまり知らないのだ、そこで再びメールする

「今さらだけどシーバス大会ってなに」

「スポニチの主催で各船宿の上位3名が入賞だって」

へ~そうなんだ。

しかし大会といえば昨年末のバイククラブの納会で

「おい、来年は釣りばっかしてないでもっと練習して大会でろ!」

と諸先輩方から釣り禁止令が出され

「来年から心を入れ替えて練習します」

と返事して早3週間。

連日爆釣~

連日船宿からメールが届くその内容は「イナダ40~50㎝爆釣、40引き以上!」とか「サワラ・ワラサでクーラー満タン」など好調の知らせは続き「今爆釣中、午後船まだ間に合うよ」と午前9時ごろ届く、が

今年は1月から仕事が立て込んでしまい釣りどころでは無くなってしまった。

きっと釣りに行ける時には魚はどっかに泳いで行っちゃうのだろうな。

でも仕事が一番だしね、、、、

でも、、、、

初釣りはGT?

大晦日の惨敗から4日目今年初釣りに出かけた、前回のリベンジを兼ね狙いはGT(青物じゃないの?)

AM6:00横浜?にあるとある港に到着、休む間も無くタックルの準備に取り掛かる。

今回のタックルは、ロッド―シマノライトゲーム20

           リール―アブ2500クラシック(昔バスで使ってたやつ)

           ライン―PE 1.5号

最強のGTタックル?の布陣でリベンジに臨む???

ポイントに着いて一流し目、お隣さんヒット!ニベだ(イシモチとも言う)だが自分はアタリ無し、何度か仕掛けを入れ直してようやくアタリ!巻き上げると20㎝程の真アジ君だった、その後も散発的にアタるもどれも本命のGT?では無い「やはり横須賀沖では無理なのか?」

ここでもう一度おさらい今回の本命はGT=ゴールデントレバリー?=金アジである・・・

GTをロウニンアジと思った人もいるかも知れないが(普通はそうだ!)ここでは金アジ又は黄金アジをさす。

金アジといっても種類は真アジだが回遊せず居着きになった魚が早い潮流や釣り人が使うエサ(オキアミなど)が豊富な為、黒い色素が薄れ金色になったと何かで読んだ気がする。(サケもオキアミを食べるから身がピンクなんだって)

話は船上に戻って強いアタリで巻き上げると羽を広げてホウボウが上がってきた「アジより嬉しいかも」気を良くして再投入、すると強烈なアタリ「サバ?」でも泳ぎまわらず重いので「別の魚?」ビシをバケツに入れハリスを手繰ると40㎝級の魚が2匹見えた「サバのダブルだ」いや違う「大アジだ!」しかし水面で1匹が反転逃げていった「残念」その後2本目を狙うも豆アジすらアタらなくなった・・・

しばらく沈黙のあと船内で誰かがサバを釣ったらしいのでサバ狙いで棚を上げて見事ゴマサバゲット!「やったね」サバは横に走って廻るのでお祭りになりやすく釣り人の間ではあまり歓迎されてないが鮮度抜群のサバは下手な高級魚にも負けないうまさがある、但し瞬殺&血抜きをしキンキンに冷えた海水氷に入れるなどひと手間が必要だけどね。

結局、終始ポツポツだったが家族で食べるには十分な量を確保できたので機嫌よく帰宅。

ゴマサバは旬は過ぎていたがまだ脂が乗っていて美味しいタタキになった。

その他はすべてお刺身で完食

追記 今年に入ってからイナダ・サンパククラスが爆釣らしい・・・海のバカやろー!

釣り納めはブルーランナー!

大晦日、ココパパとその友達と3人で釣り納めを兼ねて船に乗った。

10日ほど前このあたりでヒラマサが好調との情報のもと予約してあったのだ、当然自然が相手である海に柵が有る訳でもないので魚が待っててくれる保証も無いのは百も承知での予約だった。

「ヒラマサは無理でも、何か魚はいるでしょう」とタカをくくっていた、しかし敵は別の所にいた。

発達した低気圧、30日から発達し西日本に大雪を降らせ東日本では強風を吹かせていた、そして前線が東北の太平洋上に移動し時化るのも時間の問題となって行った。

30日の予報では明日は、波2.5Mから後3M、風は西8Mから13Mと出船自体危ぶまれる状態だったが時間と共に予報もいい方向に修正されていき、当日午前4時では朝のうち波2M、風5Mと問題なしの状態になっていた。

万一に備え欠航の場合は近くのマルミフィッシングでトラウトと準備はしてきたが(時化ていたら陸っぱりも危険なので)出番はなさそうである、とはいえ天気は下り坂なのは間違いないので時間まで出来るかどうか?

ともあれ受付も済ませ準備も終えて今日の目標「ツぬけ」と豪語するココパパ。

段々風が強くなる中、午前6時出船河口付近が荒れていたが沖に出るとウネリは高いものの波は比較的穏やかだった(思っていた程ではないという事、普段なら荒れているが正解)30分ほど船はサーフィンをしながら走りポイントに到着。

高いウネリと波で釣りにくいが実釣開始

シャクってシャクって船中ノーヒットで移動。

次の流しも沈黙。

その後、何回か流すが未だ船中ファーストキャッチなし!まさか?

そして時間も流れてモチベーションも下りだした頃やっと船中1匹目がキャッチされ上げ上げかと期待するも後が続かずまた時だけが流れた。

そして時間と共に海も荒れ始め(何回も書くが元々荒れていた)もはや立っているもの間々ならない、早く1匹キャッチしないとデコってしまいそうである。

そしてデコってしまった。

結局、船中で数人が掛けたが殆どの人がノーフィッシュ、我々3人はココパパが意地の1匹でイナダをキャッチもその後海に負けてノックアウト戦意喪失状態に落ち、自分もモチベーションが維持出来ずまさに気力体力ともに完敗だった。

当日、一緒に出船したもう一隻、大きいウネリが来ると操舵室まで海の中?波乗りには最高だったかも。

正月用の青物(ブルーランナー)は魚屋で調達する事にする。