大晦日、ココパパとその友達と3人で釣り納めを兼ねて船に乗った。
10日ほど前このあたりでヒラマサが好調との情報のもと予約してあったのだ、当然自然が相手である海に柵が有る訳でもないので魚が待っててくれる保証も無いのは百も承知での予約だった。
「ヒラマサは無理でも、何か魚はいるでしょう」とタカをくくっていた、しかし敵は別の所にいた。
発達した低気圧、30日から発達し西日本に大雪を降らせ東日本では強風を吹かせていた、そして前線が東北の太平洋上に移動し時化るのも時間の問題となって行った。
30日の予報では明日は、波2.5Mから後3M、風は西8Mから13Mと出船自体危ぶまれる状態だったが時間と共に予報もいい方向に修正されていき、当日午前4時では朝のうち波2M、風5Mと問題なしの状態になっていた。
万一に備え欠航の場合は近くのマルミフィッシングでトラウトと準備はしてきたが(時化ていたら陸っぱりも危険なので)出番はなさそうである、とはいえ天気は下り坂なのは間違いないので時間まで出来るかどうか?
ともあれ受付も済ませ準備も終えて今日の目標「ツぬけ」と豪語するココパパ。
段々風が強くなる中、午前6時出船河口付近が荒れていたが沖に出るとウネリは高いものの波は比較的穏やかだった(思っていた程ではないという事、普段なら荒れているが正解)30分ほど船はサーフィンをしながら走りポイントに到着。
高いウネリと波で釣りにくいが実釣開始
シャクってシャクって船中ノーヒットで移動。
次の流しも沈黙。
その後、何回か流すが未だ船中ファーストキャッチなし!まさか?
そして時間も流れてモチベーションも下りだした頃やっと船中1匹目がキャッチされ上げ上げかと期待するも後が続かずまた時だけが流れた。
そして時間と共に海も荒れ始め(何回も書くが元々荒れていた)もはや立っているもの間々ならない、早く1匹キャッチしないとデコってしまいそうである。
そしてデコってしまった。
結局、船中で数人が掛けたが殆どの人がノーフィッシュ、我々3人はココパパが意地の1匹でイナダをキャッチもその後海に負けてノックアウト戦意喪失状態に落ち、自分もモチベーションが維持出来ずまさに気力体力ともに完敗だった。
当日、一緒に出船したもう一隻、大きいウネリが来ると操舵室まで海の中?波乗りには最高だったかも。
正月用の青物(ブルーランナー)は魚屋で調達する事にする。